110か所もの活火山がある火山大国に住む私たち、いつ噴火が起きても不思議ではない火山の周囲には多くの住民が暮らしています、突然の噴火でけがをしたりあるいは住宅や財産を失ったりした場合、私たちが加入している保険はどこまで補償してくれるのでしょうか。
生命保険や医療保険など生命保険会社が取り扱う人保険の場合、保険金を支払わない「免責事項」の中に「地震・噴火・津波」の記載があります。(商品パンフレット、契約のしおり、重要事項説明書などに記されています)
やはり生命保険商品でも噴火は保障されないのか・・・と思いきや、現実は違います。
生命保険商品において、この免責が実際に適用されたことは今までなく、大規模地震や噴火などで想定を超える多くの犠牲者がでて、保険金の支払いが保険会社の許容範囲を超えてしまう場合を想定し、保障しない場合があるとされているのですが、実際にはそこまでの事態になったことはないのです。(実際に東日本震災においても支払いがされています)
しかし、ここ数年の大きな地震や噴火の兆候を見るにつけ、この状況が一変することもあるかもしれないですね。少なくとも契約上は「支払わないことがある」となっています。
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