2008年10月02日

1日5杯のコーヒーで「生活習慣病」を防げ!

ストレス過多の40、50代に朗報!

 10月1日は「コーヒーの日」。10月は、その年に収穫された豆で“新モノ”作りが始まるコーヒーの新年度なのです。しかもコーヒーには、中高年男性にはありがたいさまざまな健康効果があることが分かっている。

◎心筋梗塞を防ぐ
「コーヒーには、心筋梗塞や動脈硬化のリスクを低減する効果があります」
 こう言うのは、東海大学医学部内科学系のG教授です。心筋梗塞は、心臓の血管内に血栓が詰まることで起こる。日本人の死因で多い3大疾患、がん、心臓病、脳卒中のうち、心筋梗塞を含む心臓病と脳卒中の原因となるのが動脈硬化だ。
「コーヒーに含まれるカフェインには、脈拍を上げ血管を広げる効果のほか、血小板の機能を抑える効果があります。これにより血栓ができにくくなり、動脈硬化も予防できます。コーヒーを飲む量は、毎日1杯程度で十分。砂糖やミルクを入れるとカロリーが高くなってしまうので、ブラックで飲むのが理想です」(G教授)   食後の1杯の習慣が、命に関わる大病のリスクを減らすのです。

◎糖尿病、がんを防ぐ
 糖尿病予防効果もあります。
「日本人男性の場合、1日5杯飲む人の糖尿病リスクは、飲まない人の約60%という統計があります。コーヒーに含まれるクロロゲン酸やマグネシウムが血糖値を抑制すると考えられています」(全日本コーヒー協会担当者)
 クロロゲン酸には、がんを抑制する効果もあることが動物実験から分かっている。国立がんセンターの統計調査では、毎日コーヒーを飲む人のがんリスクが、ほとんど飲まない人の半分程度との結果も発表されている。
「がん予防には1日5杯以上飲むのがいいといわれています。ただ、薬のような感覚で無理に飲むのはストレスになるのでお勧めしません。あくまでもコーヒーをおいしく楽しめる範囲で飲みたいですね」(前出の担当者)
 厚生労働省の06年の推計では、糖尿病の患者数は予備軍も含めて1870万人。02年の同調査より250万人も増えている。予備軍は“1日5杯”を、よ~く覚えておいた方がよさそうです。

◎インスタントでもOK
 酒を飲みすぎた翌朝のコーヒーは、二日酔い対策にもなる。
「二日酔いの頭痛の主な原因は、体内でアルコールを分解する際に作られるアセトアルデヒドと呼ばれる物質です。コーヒーのカフェインで血流が促進されると、このアセトアルデヒドが体外に排出され、頭痛が軽減されます」(前出の担当者)
 コーヒーを1日3杯以上飲めば肝機能が向上するとする九州大学大学院での統計調査もある。
 ちなみに、コーヒー1杯は200円程度。毎日数杯となると、けっこうな支出だが、心配はいらない。実はインスタントコーヒーでも同様の効果が期待できるからだ。
「インスタントコーヒーは、レギュラーコーヒーの成分をフリーズドライしたもの。成分はほとんど変わりません」(前出の担当者)
 今夜からでも、すぐ始められそうです。

◎水筒で持ち歩くなら深煎りコーヒー
 最近はコーヒーを水筒に入れて出勤するサラリーマンも増えています。水筒でうまいコーヒーを味わう秘訣はあるのか?
「コーヒーはいれてから時間がたつと酸化して雑味が出ます。しかし味が濃い深煎りコーヒーなら、雑味が気になりません。水筒で持ち歩くコーヒーには、やや深煎りの豆がオススメです」(キーコーヒー広報担当者)
 水筒持参派は試す価値アリです。